12月10日(木)、上海社会科学院・アジア太平洋研究所の劉鳴所長、蔡鵬鴻教授、
高蘭教授をお招きして、今後の日中関係の在り方をめぐるセミナーを開催しました。
セミナーに先立って、創立者・池田先生から 著書『花々の語らい』などの記念品が
劉所長 に贈られました。
劉所長は「創価大学は、アジアのみならず 世界でも有名な大学です。
池田先生はわが大学の名誉教授であられます。
池田先生より、記念品まで頂戴し、感謝に 堪えません。
今回訪日のスケジュールが多い中でも、 創価大学を訪問できましたことは、今後の
両校の友好関係を築くうえで大事な日となりました。
今回創価大学を訪問でき、大変に喜んでおります」などと語られました。
セミナーに先立って、玉井所長、高橋教授 (国際部副部長)が、劉所長と懇談。
アジア太平洋研究所と平和問題研究所との 今後の交流の可能性について
意見交換をしました。
その後、平和研究所の本学文学部の林亮教授、川崎高志教授、交換教員として本学滞在中の
熊沛彪教授(武漢大学)、劉渤教授(北京大学)、程銘講師(東北林業大学)に加え、院生・学生も
参加してセミナーを開催しました。
玉井所長、劉所長から両研究所の概要について紹介があり、その後、劉鳴所長、蔡鵬鴻
教授、高蘭教授から報告をしていただき、報告をめぐって活発な質疑応答が行われました。
中朝関係の歴史と現状に具体的に触れながら、 東アジア情勢を語る劉鳴所長
東海、南海などの海洋政策を中心に 中国の対外政策を報告する蔡鵬鴻教授
日中関係の現状と課題について報告する高蘭教授